町を歩けば
畑に出て野菜の世話をしているときに、ふと顔を上げるとその時の風景にはっとさせれれることがよくある。空が広がって、風の通り道が見える。
この町のいいところのひとつは、
ひとの営みの中で大切にされてきた優しい環境がちゃんと今に繋がっていること。
作業の合間に、草の上でお茶をのむ休憩タイムがちょっとしたいい時間。
まだこの町に帰ってきたばかりの僕としては、地域のことも、近くに住んでいるひとたちのこともちゃんとした関わり合いはこれから。
集落の家々にごあいさつに伺ったときに、あたたかい声をかけてくださる方が多くて安心しました。
夕方になるとスクールバスが家の近くにとまってこどもたちが帰ってきて、
「こんにちわー」と大きな声で呼びかけてくれる。
。
我が家の保育園児3人もそんなお兄さん、お姉さんの姿を見るのがうれしそう。
物置となっていた長屋の一角を、毎日少しずつ手を入れて最近になってようやくopen spaceとしての姿が見えてきました。
豊かな関わり合いができる農園の交流の場として使っていけるといいなと思い、毎日ちょっとずつ作業しています。
ゆくゆくは板の間をもっと居易くして、こどもたちが絵本を読んだり、トランプできたり、のんびりくつろげるといいなと。
大人もこどもも一緒になって、みんなで土に触れて収穫して、
ごはんをつくって、食卓を囲んで、
そんなことをしていけるといいなと思っています。
「食べる時間」「つくる時間」
がこどもたちにとってちょっとだけ好きになってもらえるように
僕たちの働き方も工夫を重ねたいです。
この家と隣接する山が喜んでくれるように、
僕たちなりに敬意を持って大切に手をかけていきたい、
そんなことを思いながらの毎日です。
4/22(日)「サシバの里の縁側めぐり」
という市貝町を舞台にしたゆっくりな企画があります。
点在する家々の日常に触れながら、
縁側でひといき、お茶とお茶請けを、
町のいろんな角度から景色をゆっくり楽しむ。
ここに暮らすひとに出会える、そんな一日です。
僕たちもほんの少しでも交流の場をもてればいいなと思い、今回参加させていただくことになりました。
知らない町をあるけば、
何かこころに芽生えるものあるかもしれない。
そんな旅が好きだったりします。
詳細はこちら
https://sashibanosatokyougikai.jimdo.com/
コメント
コメントを投稿